アメリカによるソレイマニ司令官が倒された問題で一気に過熱した第3次世界大戦の可能性について専門家の意見を総合的にまとめましたのでご紹介。
ソレイマニ氏はイランにとって英雄的な存在であるため、アメリカへの報復が危惧され一気に世界を巻き込む恐れがあるのではとささやかれております。
平成を平和に生きてきた我々にとって、戦争なんて教科書の中の世界と思っていたところ、Twitterのトレンドで【第3次世界大戦】や【WWⅢ】の言葉を見たときは、震え上がった方も多いでしょう。
ということで、第3次世界大戦の可能性、そして日本はどうなるのか専門家の意見をまとめました。
目次
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第3次世界大戦の可能性日本はどうなる!?
アメリカとイランの攻防で緊迫状況が続いておりますが、第3次世界大戦(WWⅢ)の可能性はあるのでしょうか。
また、日本はどうなってしまうのでしょうか。
そもそも第3次世界大戦がおこる可能性は!?
トランプ大統領は「無駄な戦争はしない」と公約していることから、第3次世界大戦まで拡大する可能性は低いと考えられます。
しかし、ソレイマニ司令官が倒された問題により、早速イランがイラク駐留のアメリカ軍拠点に10発もの弾道ミサイルを発射しました。
これによりアメリカとイランによる第3次世界大戦の引き金が引かれたかのように思われました。
【第3次世界大戦】アメリカ側の反応
イランの報復について、トランプ大統領は以下のように語っております。
- アメリカの負傷者はいなかった
- イランの更なる攻撃の可能性は低い
- アメリカの反撃言及せず
トランプ大統領は「無駄な戦争はしない」と公約していることから、アメリカ側から戦争を勃発させる可能性は低いように見受けられました。
しかし、黙っていないのはイラン側です。
【第3次世界大戦】イラン側の反応
一方、イランはトランプ大統領への報復を示唆しております。
イランの英雄であるソレイマニ氏が倒されたことで、イランの過熱は恐ろしいものです。
「トランプちゃん、後悔しても遅い。待ってろ」とトランプ大統領を煽る叫びが響き渡っており、報復の声が多く上がっておりました。
そして、ソレイマニ氏のアルバイーン(命日から40日目に実施される喪明けの儀式)とイランの革命記念日が重なる2020年2月11日に報復する可能性が高いのではと、示唆されております。
第3次世界大戦がおこる可能性は?専門家の意見
以上のことから、イランが報復を仕掛け、第3次世界大戦に発展するのでは?と考えられますが、元外務官僚の風間晋氏は以下のように語っております。
イランには報復しなければならない事情はあると思いますけれども、軍事的にやれることはとても限られていると思います。アメリカに直接届くようなミサイルもありませんし、中東エリアで限定的な報復なのかなと思われますよね。
引用元:FNN PRIME
イランにとっても、報復の気持ちとは裏腹に、軍事的観点から中東の限定的な報復で終わるのではと考えているようです。
また、イランを支持する中国とロシアも無駄に終わるような戦争には参加しないとの声も。
これにより、アメリカも無駄な戦争は避けたい、イランも軍事的観点から報復は難しいとなれば、第3次世界大戦に発展する可能性は低いのではと考えられております。
しかし、第1次世界大戦も当初は可能性が低いとされていた中で、世界大戦にまで発展しただけに、第3次世界大戦も可能性はゼロではないようです。
アルバイーン(命日から40日目に実施される喪明けの儀式)とイランの革命記念日が重なる2020年2月11日が怖いですね。
そうなった場合、日本はどうなってしまうのでしょうか。
第3次世界大戦が起こった場合、日本はどうなる?
第3次世界大戦が起こった場合、日本はどうなるのでしょうか。
アメリカと同盟国であるため、日本が狙われる可能性もゼロではないようですが、アメリカと同盟を結んでいる国は多く存在するため、それらの国を一斉に攻撃することは難しいのではないでしょうか。
アメリカ同盟国一覧
アジア | ||
日本 | 韓国 | 台湾 |
フィリピン | パキスタン | サウジアラビア |
オセアニア | ||
オーストラリア | ニュージーランド | ミクロネシア連邦 |
北中米 |
カナダ |
ヨーロッパ | |
NATO | イスラエル |
以上がアメリカと同盟国となっているため、日本が狙われる可能性もゼロではないが、限りなく低そうですね。
ただし、日本国憲法 第9条により戦争の放棄をしており、戦力の不保持も掲げておりますが、自衛目的となれば話は別。
わずかながらの可能性ではありますが徴兵される可能性もあるようです。
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第3次世界大戦の可能性日本はどうなる!?過熱するWWⅢ問題まとめ
アメリカとイランの関係が緊迫しており、第3次世界大戦につながる可能性が危惧されておりました。
- アメリカにとってイランとの戦争は不利益
- イランは報復したいが軍事的観点から厳しい
- イラン支援の中国、ロシアも赤字になる戦争はしない
以上のことから、第3次世界大戦まで発展する可能性は低いのではと考えられております。
もちろん、0%ではないため、第3次世界大戦に発展した場合は、アメリカの同盟国である日本も攻められる可能性はあるようで、わずかながら徴兵される可能性もゼロではないようです。
ここまでのアメリカとイランの問題について経緯をまとめましたので、こちらも参考にしてください。
イランとアメリカの戦争原因になりえる経緯【再度米軍基地を攻撃】
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