香川県がゲーム依存防止条例を可決したようです。
そもそもゲーム依存防止条例とは何で、対象者や条件は何なのか。
また、ゲーム依存防止条例を破ったら犯罪で罰則違反になるのか専門家の意見をまとめてみました。
目次
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ゲーム依存防止条例に反する条件や対象者とは
香川県が掲げたゲーム依存防止条例が可決されましたが、そもそもゲーム依存防止条例とは何なのか。
また、対象者や条件をご紹介します。
ゲーム依存防止条例とは
ゲーム依存防止条例とはインターネットやゲーム依存症を防ぐために設けられた条例になります。
1日にゲームをプレイできる時間を制限されられるようす。
好きが仕事になる時代、ゲームもその一つで全くもって時代の流れに逆らった条例が香川県で可決されてしまいました。


以上のように、国民からは老害と罵られるような条例になってしましたね。
ゲーム依存防止条例の対象者
ゲーム依存防止条例の対象者は香川県の高校生以下の子供に絞られたようです。
ネット廃人といえば、親に制限されない大学生以上の大人がなるイメージなんですけど。
香川県の子供が可哀想ですね。
ゲーム依存防止条例に反する条件とは
ゲーム依存防止条例で定められた1日にプレイできるゲームの制限時間の条件は以下の通り。
平日 | 1日60分まで |
休日 | 1日90分まで |
何を根拠に平日は1日60分、休日は1日90分までと決められたのかは定かではありませんが、強制的にゲームを1時間程度に制限されるのは溜まったものではないでしょう。
香川県からはゲームのプロが生まれないでしょうね。
そもそも59分までゲームを進めてセーブポイントがなかったらどうなるんでしょうかね。
ということで、1日に定められた時間をオーバーしたら犯罪で罰則違反になるのか調べてみました。
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ゲーム依存防止条例を破ったら犯罪で罰則違反になるのか
香川県で可決されたゲーム依存防止条例。
- 香川県の高校生以下の子供が対象
- 平日のゲーム時間は1日60分まで
- 休日のゲーム時間は1日90分まで
以上のように対象者と条件が定められましたが、条例を破ったら犯罪で罰則違反になるのか専門家の意見を調べてみたところ、
- 県民を依存症に陥らせないため市町や学校と連携して啓発活動を行うことを県の責務と規定
とのことでしたので啓発活動を行うだけで犯罪で罰則違反にはならないようですね。
そもそも、ゲーム時間の把握なんてできるわけはないですし・・・

世間からも呆れられた条例になったようです。
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ゲーム依存防止条例は時代に合っていない老害の強行か
ゲーム依存防止条例は老害の強行と罵られておりましたが、記事を見てみると、
- 県民らを対象にしたパブリックコメント(意見公募)で条例素案への賛成が8割以上を占めたとの結果が報告
8割以上もの県民が賛成していたことに驚きました。
それでも今の時代には合っていない条例と感じます。
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ゲーム依存防止条例の賛成票は”192.168.7.21”による水増し?
【2020年4月14日追記】
Twitter上で”192.168.7.21”がトレンド入りで何事かと思えば、ゲーム依存防止条例の賛成票が自作自演である可能性を示唆していたようです。
「192.168.7.21」の真相は
ゲーム条例パブコメ、同一IPアドレスからの送信が多数? 原本公開で“工作疑惑”広がる → 香川県議会に見解を聞いた https://t.co/5kPLeT81s6 @itm_nlab pic.twitter.com/FYrOUIw8RF
— ねとらぼ (@itm_nlab) April 14, 2020
香川県議会事務局に聞いたところ、以下のようにコメント。
香川県議会ホームページにご意見・お問い合わせというフォームがあり、そこから送られたものを印刷するとどれもこのような表示になります
条例素案への賛成が8割以上を占めたとの結果におかしなものを感じておりましたが、水増し疑惑があったようですね。
ただ、これだけでは「動員」や「名前貸し」があったかは、断定できないようですので、いち早く真相を明らかにしてもらいたいですね。
eスポーツプロゲーマーの夢が儚くも散る
eスポーツとしプロゲーマーが職業として認められてきている時代、ゲームを制限する条例は全く時代の流れに逆らっています。
年々eスポーツの市場は大きくなってきているわけですので、1日60分しかゲームをできないのであれば、プロゲーマーの道は遠のいてしまうでしょう。
残念ながら香川県からプロゲーマーが生まれることは難しいでしょう。
ゲーム時間を決めてもネット廃人になる人はなる
ゲーム依存防止条例で高校生以下の子供にゲームのプレイ時間に制限をかけたとしても、インターネットやゲーム依存症になる人はなります。
むしろ子供のころに制限されたことによるストレスで、大人になってから制限が解除されることで一気爆発しそうです。
大人になってからは止める人もいないわけですので、抑制されていたストレスが解放されたことによりゲームやりたい放題で歯止めが利かなくなるような気がするんですけどね。
わざわざ無駄なお金と時間を割いて会議して条例を決めるよりも、その家庭でルールを設ければいいだけの話なのではないでしょうか。
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ゲーム依存防止条例を破ったら犯罪で罰則違反?対象者や条件が厳しく老害ウゼーと非難まとめ
香川県でゲーム依存防止条例が可決されました。
対象者は香川県の高校生以下の子供で、条件はゲーム時間1日60分に定められました。
なお、啓発活動を促すだけですので、条例を破っても犯罪で罰則違反にはならないようです。
eスポーツとしプロゲーマーが職業として認められてきている昨今、老害の強行条例と世間からは厳しい声が上がっておりましたが、ゲーム依存防止条例によって子供は成長するのか非常に楽しみです。
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